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2007年11月12日 オオカマキリ
K10D+PENTAX smc D FA Macro 100mm
降ったり照ったり虹がでたりの、不安定な1日。冬の到来を思わせるような天候だった。庭の菊の花を見ると、オオカマキリのメスがいる。カメラを持って近づいてみても、こちらの動きにあまり反応しない。気温が低かったせいもあろうが、死期が近いようである。日溜まりの中で遠くを見つめる彼女は、初夏に孵化してから今日までの日々を、懐かしんでいるようにも見える。私とていつ死を迎えるか分からない。目先の欲に振り回されつつも、日々を名残惜しく大切に過ごしたいものだ。
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