2024年09月30日 クワガタ大作戦7
予定通り今年7回目のクワガタ大作戦を決行した。執念の男A氏と、悩める自由人T氏との3人。いつもはA氏の普通車で移動しているが、今回A氏の車は修理中なので、私の狭苦しい軽自動車にオッサン3人が乗っての移動となった。
おそらく今期最後の活動となりそうなので、約3ヶ月ぶりにヒラタ山を訪れた。車を停めて休耕田のあぜ道を歩いてクヌギ林に行く途中、ポツンと生えているクヌギにヒラタクワガタのメスがいた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
実は今日、この後8匹くらいヒラタクワガタのメスを見つけることになる。その予兆のように、最初の出会いはヒラタメスだった。
クヌギ林に到着して驚いたのは、何箇所かバナナトラップ(クワガタやカブトムシをおびき寄せる罠)が仕掛けられた跡があったことだ。この場所は誰も来てないだろうと思っていたからね。
もしも荒らされていたら・・・という心配は杞憂にすぎず、1本目のクヌギの洞の中や捲れの裏には50mm台のヒラタクワガタ雄が4匹、メスが1匹。
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奥の方の木にもヒラタクワガタが数匹。やはりこのクヌギ林はすごい!
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
続いて訪れたのは、この春見つけた新ポイント。ここではクワガタは見つからなかったけど、樹液がダラダラのアカメガシワの捲れの中に、ヨツボシケシキスイの集団がいた。アカメガシワにもクワガタは来るので、来年は要チェックだ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
車に戻る途中、足元の草にとまったツバメシジミ。尾状突起が可愛らしい、とても可憐なチョウだ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
次のポイントでは洞の奥に引っ込む巨大ヒラタクワガタの大アゴを、A氏とT氏が見たという。60mm台後半〜70mmくらいとのことだ。ここの洞はとにかく深くて、奥に入られるとどうにもならない。
ここでは数匹のヒラタクワガタとノコギリクワガタを見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
続いて訪れたポイントでは、目当ての木にクワガタはいなかったけど、周辺のクヌギにとても状態の良い木を見つけることができた。そこには数匹のシロテンハナムグリがいた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
シロテンハナムグリは成虫越冬するものもいるそうなので、けっこう遅い時期まで活動している印象だ。
9月末とはいえ今日も真夏日。途中で涼をとるためにコンビニに寄って、ガリガリ君を食べている時、コンビニのガラスに黄褐色のハムシがとまっているのを見つけた。サンゴジュハムシのようでもあるが、胸の黒い紋から判断するとニレハムシだと思われる。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ニレハムシは18年前に瀬戸内海の離島で撮影して以来だ。
次の場所に移動する経路を、いつもと変更して細い道に入ってみると、そこには数十本のクヌギ林があり、樹液にモンスズメバチとシロテンハナムグリがいて、仲良さそうに?食事をしていた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さらに別の場所へと移動して探したが大物は見つからない。とそこへ連結状態のオオアオイトトンボが飛んできて防獣フェンスにとまった。どうせなら木の枝とか葉っぱにとまってくれたらイイのに。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
本日最後のポイントは、今月初めにも訪れたあの木。まず目についたのは、やけに赤いコクワガタ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
私がコクワガタを撮っていると、T氏が「ヒラタがいる!」と叫ぶ。裏側の捲れの中に、そこそこの大きさのヒラタクワガタがいた。が、59.9mmと、60mmにはあと一歩届かず。
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今日はヒラタクワガタ20匹、ノコギリクワガタ2匹、コクワガタ数匹という成果だった。