2023年08月04日 アオスジアオリンガ
虫撮りをしていると、種名の判別(同定という)に悩むことが多い。今朝撮った緑色の蛾もそうだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
アオリンガという蛾の仲間だということはすぐに分かる。そこから先は翅にはる2本のスジで判断するしかない。
緑の翅に2本スジには、アカスジアオリンガ、ツクシアオリンガ、アオスジアオリンガの3種がいる。
2本のスジが、アカスジでは外(前縁側)に向かって狭まり、ツクシでは広まり、アオスジはほぼ平行ということなので、これはアオスジアオリンガだと判断した。もちろん個体差があるので微妙なところではあるが、まぁ散策記初登場ということでアオスジアオリンガとしておく。
帰宅しようと向きを変えた時、路上に小さなヘビがいた。久しぶりに見るヒバカリというヘビだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ヒバカリの名前は迷信に由来するそうだ。昔は猛毒があると思われていて、「噛まれるとその日ばかりの命」と言われたとか。実際には無毒で、小さく、噛み付いてくる素振りもみせないとても大人しい性格のヘビだ。
実は私個人としては、名前の猛毒迷信説には懐疑的である。実際に噛まれて死んだ人はいないだろうに、不自然ではないか。もっと別な由来があるのではないかと思っているがどうだろう。