2022年10月18日 公園で出会った虫達
長らく苦しんだ音楽制作に、一応区切りがついた。先月からこっち、本業以外の時間はほとんどMacでのLogic(音楽制作ソフト)作業ばかりしていたので、開放されてホッとしている。やはり好きな事は趣味で楽しむくらいがイイ。
区切りがついたはずだった音楽制作、マスタリング(最終仕上げ工程)担当者からの指摘で4曲を再調整の必要があることがわかった。10日くらい前から五十肩の苦しみが緩和されつつあったが、またMacの前に座る時間が長くなる・・・。
本業が午前中に終わったので、音楽制作にとりかかる前にラーメンを食べに行き、久しぶりに溜池のある公園を歩いた。
最初に撮ったのはホソミイトトンボとオオアオイトトンボ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
パッと見では同じようなトンボに見えるかもしれないが、両者の大きな違いは静止した時の翅の状態。イトトンボの仲間は翅を閉じ合わせ、アオイトトンボの仲間は開いた状態でとまる。
溜池があるためアカトンボもよく見かけた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左がマユタテアカネ、右はリスアカネ。「アカトンボ」と書いたが、実はアカトンボという種名のトンボはいない。「赤いトンボ」の総称で、特にトンボ科アカネ属のものを指すことが多い。アカネ属の赤くならない種を含めたり含めなかったり、アカネ属以外でも赤くなる種(ショウジョウトンボやハッチョウトンボ)を含めたり含めなかったり、つまり「アカトンボ」の定義は曖昧なのだ。
セイタカアワダチソウの花に茶色い蛾がとまっていた。逃げられないようにそっと近づいてみると、蛾はクモに捕まっている状態だった。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
蛾はウスチャヤガ、クモはアズマグモ。それにしてもクモは自分の何倍もある巨大な蛾を仕留め、しかも自分は花につかまりつつ蛾を掴んで食べている。虫ってやはりすごい。
その側にあるクヌギの幼木の根本から何かぶら下がっていた。おそらくこれはコウモリガの仲間が羽化した抜け殻だろう。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
コウモリガの幼虫は木の幹を食べて育つ。その時に出る木屑を糸で紡いで分厚い膜状のものを幹の外側に作る。上の写真、抜け殻の根本周囲の焦げ茶色のボコボコしたものがそれだ。
溜池沿いのセイタカアワダチソウではクマバチが花粉を集めていた。。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
その近くの草にとまっていた細長いハチはヒメハラナガツチバチのオスだ。散策記初登場だ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
さてさて、気分転換も終わったので音楽制作、というか作品調整だ。イコライザー、コンプレッサー、リミッターを微調整しながらの試行錯誤が続く・・・。