2022年08月27日 裏山で出会った蛾
日中はツクツクボウシの鳴き声が賑やかになり、朝晩は涼しくなってきて、夏の終わりが近いことを感じさせる。とはいえ天気予報を見るとこの先2週間以上は真夏日が続くようだが。
夕方散歩の裏山で、葉っぱにとまっているカノコガを見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
名前の由来である鹿の子模様の翅が、あちこち傷んでいる。夏の間に活動するカノコガは、夏の終わりとともにその活動を終えてゆく。傷んだ翅が過酷な環境を生き抜いたであろうことを、そして間もなく死にゆくことを想像させる。
枯れたツル植物に毛虫がいた。短い茶色の毛と、不自然なくらい長い白い毛がビッシリと生えた毛虫だ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
これだけ特徴のある姿だから、すぐに種名が分かるだろうと思って調べてみたが、「これだ!」と特定できるものが見つからない。以前のように集中して根気よく調べることができなくなったのは、五十肩の痛みのせいだということにしておこう。