2009年9月16日 蛾
PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm
車庫の横にある、リキュウバイの幹に、立派なイラガの幼虫がいた。
鮮やかな黄色の体に、黄緑色の棘。背中には褐色の大きな紋があり、所々に青や赤の縁取りがある。よくぞここまで毒々しい色形ができあがったものだと、感心してしまう。
その毒々しさが表す通り、鋭い棘に刺されると、電気ショックの激しい痛みがある。
カキ、サクラ、ウメ、カエデ等々、様々な木につくイラガは、その派手な色形もあって、よく目にする毛虫ではあるが、これまで頭をじっくりと見た記憶がない。
今日は蛹化の場所を探していたのかどうかは分からないが、幹を行ったり来たりしていたので、頭を写すことができた。
派手な体からのぞいた小さな頭は、薄褐色と黒という、とても地味なものだった。