2025年06月30日 里山で出会った虫達
仕事の打ち合わせで先輩宅に行き、夕方先輩の田畑にあるクヌギの木を見に行った。
木陰を流れる溝の周りをハグロトンボが飛んでいる。葉っぱにとまって翅を開いたり閉じたりしているので、開いたタイミングで撮影してみた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
目当てのクヌギに近づくと、樹液臭がプーンと漂っている。ハチモドキハナアブの姿があった。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ハチのように見えるが、ハナアブはハエの仲間だから刺すことはない。それでも、手で捕まえるとお尻の先を曲げて、刺すような仕草をするそうだ。 擬態もここまでくればアッパレだ。
クヌギの樹液臭の元は、幹の裏側にある大きなメクレだった。藪になった土手の上なので、じっくりと観察することができない。メクレの上部を当てずっぽうで掻き出してみると、ヒラタクワガタの雌雄が出てきて、そのまま藪の中に落ちてしまった。大きさは60mm弱といったところか。結局藪の中から見つけることはできなかった。
別の場所には中型のコクワガタがいた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
もう少し探したかったけど、あまりの暑さと日中の仕事疲れ、何よりも昨夜の飲み会の疲れもあって、虫探しをあきらめて帰宅することにした。そういえば今日は今年初めてニイニイゼミの鳴き声を聞いた。いよいよ本格的な夏が・・・いや、日中の暑さだけなら、ここ数日は既に本格的な夏だよな。