2022年07月29日 裏山で出会った虫達
交通量の少ない裏山への道路は、1日に10台前後しか車は通らない 。だから虫の死骸なんかも踏み潰されずに残っていることが多い。今朝は道路の真ん中にアオスジアゲハの死骸があった。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
胴体部分には草の実の殻などが盛られている。これはアリの仕業だ。アリの中にはこうして獲物に土や砂などをかけて埋めてしまうものがいる。どうやら大型の獲物は分解するのに時間がかかるので、こうして隠すことで他の捕獲者に獲られないようにしているようだ。隠していない翅は栄養価が低いのだろうか?
いつもの道路高架下には小さな蛾が数匹いた。左はコヨツメアオシャク、右は・・・マダラマドガかな?
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
最近は愛犬の散歩時間が短い。老いと暑さのせいなのか、以前に比べたら半分くらい歩いたところで家に戻ろうとする。その折返し地点にあるアカメガシワの葉裏にアオイラガの幼虫を見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
イラガの幼虫はケムシの中では最も毒々しいと感じる。色もさることながら、体のあちこちから伸びる突起に、見るからに痛そうな棘がある。実際この棘に刺されたら電気ショックを受けたような激痛が走る危険な虫だ。