2016年09月19日 裏山で出会った蛾達
久しぶりの更新だ。先日「最近は更新間隔が長くなった」とメールをいただいた。当サイトを開設した17年前頃は、ほぼ毎日更新していたことを思うと、若さや情熱が失われていることを実感する。
そして69歳となられた今現在も、精力的に虫撮りをされ、まめにサイト更新をされている海野和男さんの凄さを思い知らされる。
さてさて、連日の消防訓練とその合間の各種飲み会で、「写真は撮るものの更新までの気力がなかった」状態が続いていた。この2週間の間もいろんな虫達に出会っていたが、今日はその中から蛾を3種紹介する。
まずは印象的な模様をもったナカグロクチバ。8年ぶりの掲載だ。前回は翅を閉じた?状態だったので、白い線が横一筋だったが、今回は開き気味にとまっていたので、斜めになっている。しかしよく見ると後の翅にある白い線と繋がって見えるではないか。それに何の意味があるのか知らないが、よくデザインされてるものだなと感心した。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
こちらはクロモクメヨトウ。前回初掲載の時も書いたが、とても地味な模様の蛾だ。でも、よく見るとやはり面白い。翅の外側は黒く、中央部分や後端は木目調だ。しかも黒い部分と木目の境界線がより濃い黒となっていて立体感がある。黒い部分は樹皮を、木目調の部分は樹皮下を表現しているのだろうか。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1
最後は赤っぽい以外、あまり特徴のない蛾。フタオビキヨトウという種で、散策記初登場だ。
OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1