2015年01月21日 ヤニサシガメ
午後から雨が降るというので、午前中にLX100を持って、自宅裏を少し歩いてみた。クヌギの幹にヤニサシガメの幼虫がいた。広角側でレンズ前3センチまで寄れるので、このくらいの大きさの虫だったら、まぁまぁなんとかなる。
Panasonic LUMIX LX100
ロウバイの花が落ち始めた。ご覧のように、花びらが散るのではなく、花ごと落ちている。まるでツバキのようだ。
さてさて、新たに入手したLX100であるが、実は3ヶ月前にキャノンのG7Xという、似たようなコンセプトのカメラを購入したばかりだった。
G7XはソニーのRX100を徹底的に研究し、満を持して発売しただけあって、高スペックなのにコンパクトで、しかも価格が安いという、とても良いカメラだ。しかし、3ヶ月間使ってみて、如何ともしがたい不満が募ってきたので、思い切ってLX100の購入となった。
以下にその理由と比較画像を掲載しているので、G7Xに満足されている方や、キャノンファンの方は読まれない方がいいと思います。
G7Xへの不満はいくつかある。以前書いたように、バッテリーのもちが悪いことや、グリップがないので構えた時に安定感がないこと、マクロがもう少し寄れればな、等々 我慢しようと思えば我慢できる範囲の不満。
しかし、カメラの良し悪しはやはり画質が決め手だ。
下の画像を見て頂きたい。上がG7X、下がLX100のものだ。税務署の資料を広角側(両機とも35ミリ換算で24ミリ)でのフルオート撮影。G7Xは「F4.0 S1/80 ISO125」、LX100は「F4.0 1/125 ISO200」。
中央部分の画質は両者とも問題ないが、四隅を見てみると、G7Xの画像は見られたものではない。
Canon PowerShot G7 X
Panasonic LUMIX LX100
左下部分を拡大してみると、その違いがよく分かる。
Canon PowerShot G7 X
Panasonic LUMIX LX100
・・・これはひどい。如何ともしがたい不満とはこのことだ。とにかく広角側での周辺部はどうにもならない。昨年の旅行で集合写真を撮った時に、端の人達の顔がみな歪んでいてガッカリした。
私のカメラが「ハズレ」だったのかとググッみると、周辺画質に関しては酷評されている方が何人かいらっしゃる。
やはりソニーへの対抗意識から、ズーム倍率を高くしながら筐体サイズは同等にし、価格を低く抑えたため、レンズ設計に無理があったのだろうことは容易に想像が付く。
よってLX100の購入に至ったのであるが、LX100にはレンズバリアが内蔵されていないし、モニタも固定式だ。大きくて重いくせに内蔵ストロボもない。しかし、マニアックな操作性や、画質にはとても満足している。