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2010年12月06日  コアオカスミカメ
 PENTAX K20D + PENTAX smcDFA Macro 100mm

 勝手口の外灯下に、緑色の小さなカメムシがいた。おそらくコアオカスミカメだと思うが、近似種がいくつかいるので自信がない。

 

 ところで、公開前から気になっていた「SPACE BATTLESHIP ヤマト」・・・実写版「宇宙戦艦ヤマト」を観てきた。中1の時に「さらば宇宙戦艦ヤマト」で感動した、ヤマト世代ど真ん中の私としては、観に行かずにはおれなかった。そして観終わった時の感想は・・・「複雑な心境」だ。

 とにかくVFXを駆使し、あの「ヤマト」を実写化したというだけで、ファンとしては「よくやった!」と素直に喜べた。そして映画全体にわたって、あの宮川泰の音楽が使われていたこと。アレンジや音源、スキャットの声は違えど「無限に広がる大宇宙」が、劇中様々な場面で効果的に使われていた。あの音とヤマトの姿だけで胸が熱くなった。前評判通り、ヤマト発進の場面も迫力満点で「劇場まで足を運んでよかった〜」と満足できた。驚きのアナライザーもね。

 ただ、古代と雪、つまりキムタクと黒木メイサの恋愛展開には、ちょっとひいてしまった。全体的に話の展開に無理というか不自然さがあったのは否めないし、押しつけがましい愁嘆場が多かったように思う(でもあの音楽と原作のフラッシュバックで泣いてしまうのだが)。

 そしてセットの安っぽさ、特に船内のセットは観ていて辛くなったし、小道具として森雪の心肺蘇生に「AED」って・・・しかも現代と同様のパッケージで・・・。

 まぁ、いずれにしても邦画としてはよく頑張って作ったなぁと思う。あくまで「邦画としては」であって、「また観たいか?」と問われれば、「ヤマト発進、波動砲発射までだったら、もう一度観たい」と答えるだろう。