2010年11月11日 ヒメヤママユ
RICOH CX1
今日は日帰りで、広島県に出張してきた。山陽自動車道と中国縦貫道のどちらでも、所要時間はあまり変わらない所(厳密には中国道の方が20分くらい遅くなるのだが)だったので、トンネルが少なくて紅葉が楽しめる中国道を選んだ。交通量も少なくて快適だ。そして何より道中のPAに寄るのが楽しみだ。晩秋なので夏場のようなわけにはゆかないが、晩秋ならではの虫に遇える可能性もある。案の定、最初に立ち寄ったPAのトイレでヒメヤママユに出会えた。
ヒメヤママユの成虫は、10月から11月にかけて現れる。ヤママユやクスサンなど広げた翅が10センチを超えるに比べると、一回り小ぶりではあるが、赤やピンク、黄土色などで彩られた翅は、独特で美しい。また右の画像のように、オスの触角は立派な櫛歯状で、とても格好がイイ。大好きな蛾のひとつだ。