2024年01月
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2024年01月15日 セミの幼虫

 

 庭の手入れ?をしていた妻が、「セミの幼虫を殺してしまった」と悲しげな顔で報告してきた。土中の木の根を処理していた時に傷つけてしまったそうだ。おそらくアブラゼミの幼虫だろう。

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 私が子供の頃は、「セミの幼虫は土の中で7年間過ごす」と聞いていたが、それは正しくなかったようだ。

 夏に枯れ木などに産卵された卵は、翌年までその状態のままで1年近く過ごし、初夏に孵化して土に潜る。 土に潜ってからの年数は種類によって異なるらしいし、気候条件や環境などでも変わるらしい。

 ツクツクボウシ 1〜2年

 ミンミンゼミ  2〜4年

 アブラゼミ   2〜5年

 クマゼミ    2〜5年

 ニイニイゼミ  4〜5年

 ヒグラシ    不明

ネットで調べてみると、これくらいの年数が記されている。なんとツクツクボウシは1〜2年しか土の中にいない。最長だと思われるクマゼミやニイニイゼミ、アブラゼミでも5年。7年ってのは何だったのか。

 私なりに考えてみたのは、仮に5年間土の中で過ごすのだとすれば、卵の1年間を合わせて6年間。つまり産卵されてから7年目の夏に現れるというのが「土の中に7年間」と言われるようになったのではないかということだが、真偽は定かでない。