2023年03月12日 裏山で出会った虫達
日中は連日20度を超え、4月下旬なみの暖かさで絶好の虫撮り日和だ・・・が、この間とにかく忙しくて、とくに25度超えの夏日となった昨日は、朝7時から夜9時過ぎまで休む間もなく働き詰めとなり、悶々とした時間を過ごした。
今日は昼過ぎに時間が空いたので、20分だけ裏山を歩くことができ、まずはオオイヌノフグリで吸蜜するビロードツリアブを見つけた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
モフモフした毛むくじゃらな体で、つぶらな瞳のような複眼。細長い脚と脚よりもずっと太い口(口吻)が印象的で可愛いアブだ。
足元で伸び始めたカラスノエンドウ周りではナナホシテントウが忙しく動き回っている。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ビワの葉の付け根にいたのはオジロアシナガゾウムシ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
調べてみるとオジロアシナガゾウムシは、こうやって植物にしがみついた状態で越冬できるらしい。寒さに強い虫なんだなぁ。
いつもの裏山道路高架下には、変わったとまり方をする蛾がいた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
たぶんオカモトトゲエダシャクだと思う。よく似た種にクワトゲエダシャクというのもいるようだが、桑が減った現在、あちらは希少種になったようなので、これはオカモトトゲエダシャクだろう。
わずかな時間だったけど、久しぶりの虫撮りはとても楽しく、しばし忙しさから開放された。さあ明日から長崎に出張だ。今回は虫撮りをする時間的余裕はなさそうだ。