2021年02月21日 アオモンツノカメムシ
3日前は真冬の気候だったのに、春一番が吹いた昨日、そして今日と20度を超える春の陽気となり、裏庭の梅も一気に満開近くまで咲いた。
iPhone12
梅を見たついでにヤツデの木を覗いてみると、葉の裏にアオモンツノカメムシを見つけた。久しぶりだ。毎年チェックしていたのに、12年ぶりの出会いだ。
Panasonic LUMIX G99 + OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
よく見ると卵が産み付けられている。風が強かったので指で葉を摘まむと、驚いた母カメムシは少し移動したが、再び卵のそばに戻ってきた。
以前書いたように、近い仲間のエサキモンキツノカメムシの母親は、卵が孵化し、子ども達が活動を始めるまで離れることなく護り続け、そして死んでいく。そんなカメムシ達の姿に親というもののあるべき姿を知らされる。どうやら私達人間は、知恵を身につけ過ぎたためか、生命としての本質を見失いがちな傾向にあるようだ。