2012年09月24日 最近の虫撮り
1ヶ月ぶりの更新となる。以前は長期間更新してないと「どうされたんですか?」「もうやめるんですか?」などのメールを頂いていたが、最近ではそんなメールももらわなくなったなぁ。
ともかくも、この1ヶ月はとても忙しくて、ちょこちょこ虫撮りはしていたんだけど、なかなか更新のための腰が上がらなかった。ということで、最近撮った画像を少し掲載してみる。
まずは、いつもの裏山墓地公衆便所で撮った虫達。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
RICHO CX1
左上はヒゲナガサシガメ。3年前の5月に幼虫を掲載し、その時「成虫も見てみたいものだ」と書いたのが、ようやく実現した。蛾を捕まえて体液を吸っているところだ。
右上はキイロスズメバチ。便所の床にいたのだが、動きがとても鈍く瀕死の状態のようだった。下の画像はオオエグリバだと思う。初見だ。
所変わって、県内中西部の美祢市の山間部。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左はマダラヒメバチ、右はフキバッタの1種だ。フキバッタは道ばたの朽ち木にお尻を突っ込んで、産卵しているところだった。
次は大分県だ。今月は出張が多く、県内の北西端から南東端まであちこち飛び回っていた。大分の出張では午前中少しばかり時間に余裕があったので、3年前に訪れたトンボで有名なため池に寄ってみた。
PENTAX K5 + PENTAX DA55-300mm F4-5.8ED
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左上はリスアカネ、右上はアオビタイトンボのメスだろう。ため池の周囲にはクヌギの木が多く、樹液が出ているところには、スズメバチやハナムグリの姿があった。下の画像は樹液をなめているハナムグリの隣に、小さなシギゾウムシの仲間がやってきたところだ。特徴のあるシギゾウムシだが、名前が分からない。
大分での仕事先は、山国川流域の耶馬溪。そう、今夏の九州北部豪雨で甚大な被害にあった所だ。目的地に着くまで、何カ所も道路や河川の工事をしていた。
その山国川も今では本来の静かな流れに戻っており、崩れた河原の上には、ヒガンバナが咲いている所もあった。そのヒガンバナに、ナガサキアゲハが飛んできた。ボロボロになった翅で優雅に舞い飛ぶ姿には、静かな力強さを感じた。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8