2012年04月29日 島原で出会った虫達
4日間の島原出張が終わった。仕事が島原市中心地だったので、空き時間に島原城を散策することができた。
PENTAX K5 + PENTAX DA55-300mmF4-5.8ED
島原城は堀に降りることができ、遊歩道やゲートボール場がある。ゲートボール場を掃除していた現地の老人会の人の話では、この堀は地元の人々の散歩コースになっているそうだ。(私が歩いた時は、この男性以外は誰もいなかったが・・・)
歩いてみると、菜の花畑があったり、菖蒲園があったり、公園があったりで、とても自然が豊かだ。ヒメジョオンだかハルジオンだかの花に、チョウが何種類かいた。下の写真は左がベニシジミ、中がスカシクロバという蛾の仲間だ。右の写真はクロイトトンボの未熟な個体のようだ。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
移動時間を利用して、山間部の公園?に寄ってみた。公園と言っても、以前は整備され利用者もあったんだろうが、今ではほとんど人が訪れた形跡のない、荒れた公園だ。それだけに、虫が住みやすい環境になっているんじゃないかと期待できる。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
上の写真、左はクチブトカメムシ、中はセボシジョウカイだ。右のアシナガバチは、う〜ん、何だろう? 決して種類の多くないアシナガバチの仲間だが、よく分からなかった。
下の写真は、枯れ木の枝にいたハムシで、トビサルハムシだ。 調べてみると、九州にいるトビサルハムシはオキナワトビサルハムシの亜種だとかなんとか書いてあるものもあるが、専門的なことは私にはよく分からない。写真を撮ろうと近づくと、危険を察知したのかご覧のように飛び立った。が、すぐ側の葉にとまったので、今度は慎重に近づいて撮影した。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
敷地内にはクヌギが多く、新緑には色々な虫の姿を見ることができた。「春は恋の季節」というわけでもないが、交尾をしている虫も多かった。
LUMIX GH2 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
左上はヒメクロオトシブミ、右上はバラルリツツハムシ、左下はイチゴハムシ、そして右下はクヌギカメムシの幼虫だ。もちろん、クヌギカメムシは交尾しているわけではない。