2005.02.14 タンポポ E5000
昨日「星とたんぽぽ」について書いたので、我が家のタンポポはどうだろうか?と畑に行ってみた。 昨年と同じ場所で、同じようにシロバナタンポポが咲いている。 あまりに普通にみられる花ゆえ、じっくりと見入る機会は少ないが、こうしてみるととても可憐な花だ。 その清楚な美しさの余韻を楽しんでいたところに、大阪・寝屋川での小学校乱入・殺傷事件。 詳細はさっぱり分からないが、ここ近年小学校等での事件が多いように感じる。 私が小学生だった30年前頃にもこんな事件が頻発していたのだろうか? とにかく何かが歪んでいる。 そもそも人間は「悪」なるものを抱えている。 永い歴史の中で、それは様々な形で制御されてきたはずだ。 しかし、特に戦後60年の間に、「享楽」「経済」「主張」などが安易に肯定されるようになって、先人達が築き上げた大切なモノが等閑にされてきたのではないかと反省する。 今日はバレンタインデーだそうだが、この馬鹿騒ぎもその一つであろう。 業者やマスコミに躍らされて、中身のないお祭り騒ぎをいつまで続けるつもりだろうか? 
 世の中は 地獄の上の 花見かな   
小林一茶の有名な句だ。 お祭り騒ぎに興じるその裏側には、解決せねばならない大問題がある。 人として授かったこの いのち、自己正当化しながら享楽に溺れて過ごすのは、あまりに空しい。
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