2024年11月10日 ハラビロカマキリ
自宅の杉板壁に産み付けられていたハラビロカマキリの卵嚢(らんのう)から、孵化した幼虫が出てきた。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
他の昆虫と同じく、孵化したばかりの幼虫は白くて透き通り気味だ。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
先に出てきたであろう幼虫は、すでに色が濃くなって、前脚はしっかりと鎌になっている。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
その傍らでは、ハエトリグモに捕食されている幼虫の姿もあった。
Panasonic LUMIX G99 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
ハラビロカマキリは数十個から数百個の卵を産むそうだが、成虫まで生きることができるのは、その1%〜4%程度、つまり1匹か2匹くらいらしい。よく見ると卵嚢から出てきた幼虫の中には、うまく脱出できずに死んでいるものもいた。自然界の厳しさを見るようだった。