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2008年11月16日 ミノウスバ
K20D+PENTAX smc D FA Macro 100mm
昨日からの雨が、今朝まで残った。仕事前に畑に行ってみると、マユミの木に産卵にやってきた ミノウスバ が数匹いる。これまでは枝に産卵するものしか見た事なかったが、今日は1匹だけ実に産卵していた。
早春に孵化するミノウスバ、つまりこれら来春まで卵の状態だ。枝であればさほど問題はなかろうが、実となると無事に孵化できる確率は、かなり低くなると思われる。「そこじゃダメだよ」と心配しつつ、どうにも手の施しようがない。ひたすら新しい生命をつないでゆこうとする彼女を、冷たい雨と、真っ赤に紅葉したカエデが、静かに包み込んでいた。
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