2006.11.03 ヘビトンボ R4
幾つになっても川遊びは楽しいものだ。 娘達と一緒に、石の下に潜む小さな魚を捕まえるのに没頭し、あっという間に時間が経つ。 そろそろ帰ろうか、という頃になって、ようやく出会えたのがこの虫だ。 ヘビトンボの幼虫で、孫太郎虫とも言われる。 清流遊びでは、どうしてもこの虫を探してしまう。 それくらい印象深い大型の虫なのだ。 ご覧のように、姿形は「カワムカデ」とでも呼びたくなるような不気味さであるが、虫好きの娘は平気で手に乗せ、嬉しそうにしている。 ヘビトンボを最後に、再び帰途についた。 ただ川があるだけの場所だったが、とても楽しい時間を過ごすことができた。 帰りの車の中で、満足げな娘達の寝顔を見ながら「子供が遊ぶのに、遊具やオモチャはなくてもイイんだよね」と、妻と再確認したようなことだ。 
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