2005.07.17 コガムシ IXY600
いや〜、今日の陽射しも強かった。 肌がジリジリと焼かれるような真夏の陽射しだ。 そんな日に家族・友人家族と日本海に海水浴に・・・。 
泳いで遊んで、夕方到着した宿泊施設の玄関先には大きな黒い甲虫の死骸が多数落ちていた。 拾ってみたところ、ガムシのようだ。 少年時代には裏山の溜め池等でよく見かけたものだが、最近はめっきり姿を見ない。 昨年4月にヒメガムシに出会ったくらいだった。 それがまぁ、死骸とはいえゴロゴロしている。 この辺り(下関市菊川町)は田んぼや溜め池が多いから、ガムシも多数生息しているのだろう。 それが夜間の照明に翔んできて・・・。 水質汚染とともに、夜間照明が極端に増えたことが、タガメやゲンゴロウ等の水生昆虫の数を減らしたそうだ。 そして(人間にとって)便利なその施設を利用している自分に対し、複雑な心境になった。 さらには、その宿泊施設に泊まって、ゆっくりとビールを飲みたかったのに、期限付きの仕事がたまっていたので、一人で帰宅しなければならなかったという状況が、より心境を複雑にさせた(泣)。
「くまじろうの自作毛鉤図鑑」より、「大きさ、形態から、ガムシではなく、コガムシではないか」とのご指摘を頂きました。 くまじろう様、いつも有り難うございます。
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