2005.06.23 ミヤマカミキリ E5000
早朝、畑のクリの葉にミヤマカミキリがいた。 体長だけならシロスジカミキリと並んで国内最大級だ。 クリの葉で何してんだろ? と一寸考えたが、おそらくクリの幹内部で羽化したものが、外に出てきたところだったのではないかと思われる。 幹には幾つも穴があいており、周辺の葉には木クズがボロボロと落ちている。 前述のシロスジカミキリと顔のアップを比べると、太い触角や、頑強な大アゴは共通しているものの、眼(複眼)の雰囲気は全く違う。 どれがミヤマカミキリの複眼かお分かりだろうか? 正解は、触角の後方にある黒い部分。 一昨年掲載した画像を見てもらうと確認しやすいが、ミヤマカミキリの眼は側面から頭上にかけてグルリと触角の根元を取り囲んでいるように配置されている。 ちなみにシロスジカミキリの眼も、触角の後方、つまり頭上まで回り込んでいるが、正面に配された部分が大きい。 いずれにしろ、どちらも怪獣のモデルになりそうな恐ろしい面構えだ。
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