2004.06.28 飯綱落とし E5000
池での撮影を終えて、駐車場に向かって歩いていると、前方に虫らしき塊が落ちてきた。 近寄ってみると、シオカラトンボを捕えたシオヤアブだった。 背後から襲いかかり、そのまま落下したようだ。 「これは“カムイ伝”の“飯綱落とし”だ!」直感的に私はそう思った。 普通ならプロレスの技などを連想するのだろう。 真っ先に“飯綱落とし”を思い浮かべる私は、やはり変わり者なんだろうか? でも、少し解説させてもらうと、プロレスにしろ柔道にしろ、地上に足を着けた状態で技をかける。 対して“飯綱落とし”は、樹上から飛び跳ねて、空中で相手の背後をおさえ、そのまま落下して相手の首を折るという荒技だ。 ならばこの状況はやはり“飯綱落とし”の方が近いと思う。 もちろんシオヤアブはシオカラトンボの首を折ったわけではなく、捕えた時点でその太い口を突き刺して、相手の運動機能を奪っているのだが・・・。 そういえば散策記を始めた頃、ニイニイゼミを捕えた画像を載せたことがあったなぁ・・・。
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