2003.07.07 カブトムシ(蛹) E5000
昨年の10月に、畑の畳の下にいたカブトムシの幼虫は、その後 畑の一角にある、クヌギの廃材置場に引っ越してもらった。  そろそろ蛹(サナギ)に成った頃かな? と、表面に転がっている廃材をひとつ動かしてみると、立派な角を持ったオスの蛹がいた。 蛹はイモムシだった幼虫時代と、角を持つ力強い成虫時代の橋渡しとなる。 その劇的なまでの変貌、似ても似つかぬ両者を結びつけるのが蛹の位置付けだ。 その仕組みは専門家の方々にとっては、驚きでもなんでもないのかもしれないが、私にとっては“永遠の謎”として、毎回畏敬の念を抱いてしまう。 知らぬが故の楽しみを堪能している。
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