2002.07.29 アブラゼミ E5000
アブラゼミが最盛期を迎えている。 連日“この夏一番”と報道されている、うだるような暑さに拍車を掛けるよにジリジリと大合唱をしている。 先日は羽化前の幼虫を載せたので、今日は成虫を正面から撮ってみた。 この辺りのセミは、羽が透明な種類(クマゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ)は比較的敏感で、透明でない種類(ニイニイゼミ、アブラゼミ)は鈍感な場合が多い。 というわけで、このアブラゼミも数cmまでカメラを近づけても、お構いなしで木の汁を吸っていた。 以前から気になっているのだが、口のつけ根部分の膨らんだ所は、横スリット模様が入っていてラジエターのようだが、いったいどういう意味があるのだろうか? こうして顔を正面から見てみると、その造形の面白さがよく分かる。 ゆえに“セミ人間”という、「そのまんまやんけ!」と突っ込みたくなるような宇宙人が創作されたんだろう。 セミ人間というのは、ウルトラQに登場し、ガラモンを操っていた・・・。
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