2001.05.18 ショウジョウトンボ
夕方、裏山の小さな沼の側で出会った薄黄色のトンボ。 羽化したてのショウジョウトンボのようだ。 今は写真のように薄黄色だが、成熟すると全身真っ赤になる。 「とんぼのメガネ」という歌の歌詞に「とんぼのメガネは赤色メガネ 夕焼け雲を飛んだから 飛んだから」というのがある。 科学や知識一辺倒では「そんなバカなことがあるか」と否定されるが、実際に成熟した真っ赤なショウジョウトンボを見ると、「そうだね、あの美しい茜色の雲の下を飛んでるうちに、だんだん真っ赤に染まっていったんだね」と味わえてくる。 科学や知識が大切なのは重々承知しているが、どうもそれだけでは豊かに生きることは難しいのではないかと思う。 1匹のトンボが真っ赤に染まってゆく不思議に純粋に感動したいものだ。 
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