2001.04.22 カメノコハムシ
今日は早朝より島根県に出張だ。 明け方は気温がかなり低くて肌寒かったが、晴れわたった青空のもと、中国山地の新緑を楽しむことができた。 道中いつものように車を停めて一服したつでに周囲の若葉を見るとハムシやテントウムシなどお馴染みの虫達がいた。 その中でも目を引いたのはこのカメノコハムシ。 体全体をすっぽりと覆う透明なカバー(?)が印象的だ。 昨年載せたセモンジンガサハムシも近似種である。 共にどこにでも普通にいる種であるが、私は子供の頃に見たことがなかった。 いや、正確には気に留めなかったのだろう。 その頃はもっぱらカブトムシやクワガタばかり探していて、その他の虫には目もくれなかったのだ。 大人になって様々な虫を知り、常に昆虫アンテナ(鬼太郎の妖怪アンテナみたいに)を張ってみると、身近なところに実に多種多様な虫達が棲んでいることに驚かされた。 本格的な“虫探し”をしなくても、ちょっと気を付けていればいくらでも虫に遇えるのだ。