2000.06.21 セモンジンガサハムシ
昨夜から降り続いていた雨も、夕方までにはあがって夕日が綺麗だった。
犬の散歩の途中、自宅裏のサクラの葉の裏で、交尾をしているセモンジンガサハムシを見つけた。体長わずか6mm前後のこのハムシは、よく見ると実に奇妙な姿をしている。なんと羽が透明なのだ!羽だけじゃない。胸の部分も頭の先まで張り出していて透明。しかも、その透明なカバーのしたは、黒と金ピカのボディ。 ただ者じゃないぞ。
ジンガサハムシの名前の由来は、戦国時代ものの映画やドラマで観る戦争シーンで、下っ端の足軽や雑兵がカブトのかわりに頭にかぶってる帽子のようなものを陣笠という。このハムシはまさに体がすっぽりと収まる透明のジンガサをかぶっているようなので、ジンガサハムシというそうだ。