2001.02.15 ハラビロカマキリの卵
昨日は美しい月夜だった。 「きっと明日の朝は寒いぞ」という予想通り、今朝はとても冷え込みが厳しかった。 こんな朝は「愛犬、たまには寝坊しろよ!」などと自分勝手なことを考えてしまう自分が情けない(苦笑)。
夕方の散策の時は、とても奇麗な夕焼け空だったので、夕日を背景にクヌギの木で見つけたハラビロカマキリの卵嚢(らんのう=卵を包んでいる袋)を撮ってみた。 この卵嚢の中には、卵がびっしりと詰まっていて、春になると小さな小さな幼虫が、押し合い圧し合いしながら出てくる。 一見なんの変哲もないコゲ茶色の塊だが、その中ではもうすぐ訪れる春に向けて、無数のいのちが育まれているのだ。