2000.12.14 カゲロウ類の幼虫?
今月3日に掲載したクリオオアブラムシ(←小さな虫がウジャウジャしている画像ですから、そういうのが苦手な人は開かない方がいいです(^.^;))がいた裏の畑のクリの木に行ってみると、ビッシリと産み付けられた卵を残して、クリオオアブラムシの成虫はほとんどいなくなっていた。 ところが、その太い枝の上を小さな木くずの塊が動いているではないか。 よく見るとその塊から頭と足が出ている。 写真ではちょっと分かりにくいかもしれないが、中央の黒っぽい塊が本体で、右下に向けて頭を出している。 本体はクリの木の細い枝や木くず等を集めて背中に背負っているような状態だろうか。 頭は半透明な乳白色で茶褐色の縞模様があり、半透明の茶色い巨大な大アゴがある。 その形はアリジゴクによく似ている。 この虫もおそらくウスバカゲロウの仲間の幼虫だと思われるが、どの種類なのかまでは分からなかった。 調べてみるとコマダラウスバカゲロウの幼虫は石の上や樹皮上に住み、地衣類の粉芽などを体表につけてカムフラージュして小昆虫を捕えて食べるらしい。 この虫がコマダラウスバカゲロウの幼虫だという決め手はないが、ウスバカゲロウの仲間には間違いなさそうだ。 御存知の方がいらっしゃったら是非とも教えて下さい。 メールはこちら、よろしくお願いします。