1. トビイロツノゼミ 2. 5〜6mm 3. 北〜九 4. 5〜9月

セミの仲間は頸吻群(けいふんぐん)と呼ばれるらしい。頸は「のど、くび」、吻は「くちびる、くちばし」という意味の漢字であるから、「のどの辺りから、くちばしが出ている虫」ということになろうか? 実際セミ等の顔をよく見ると、頭部の根元から針のような口が出ている。 ツノゼミの仲間もそうで、このトビイロツノゼミはとても小さいけれども、アザミやフジなどに口をつきたてて、汁を吸う。耳のようにつきだした突起は、頭ではなく胸の部分になる。

掲載当初はモジツノゼミの画像を掲載していましたが、「日本のウンカ・ヨコバイ・アワフキ・ツノゼミ類画像集」の森島様の御指摘により、画像を入れ替えました。 森島様、どうも有り難うございました。 

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