1. ノコギリクワガタ 2. 30〜76mm 3. 6〜9月 4. 北〜九
オスの大あごのギザギザがノコギリ状であることからノコギリクワガタという。 成虫は初夏からクヌギやコナラ、ヤナギなどの樹液に集まる。 一応夜行性であるが、私の地元では日中でもよく見かける。 オスの大あごの形には変異が多く、大型の長歯型は外側及び下方に大きく湾曲する(写真上)。中型で湾曲が弱いものは両歯型。そして小型でほとんど湾曲せず、大きな内歯のないものを原歯型(写真下)という。  幼虫期間は2年で、成虫で越冬することはない。 私の観察では、昨年(1999年)10月1日にクヌギの木で見かけたこともある。 

写真館一覧に戻る