- 2006.04.09 ナガメ FZ30
- 隣家の畑のダイコンに、ナガメがたくさん集まっている。 隣家は70歳のオバチャンが独り暮しで、畑は荒れ気味だ。 私と歳の近い息子達は、都会に出ている。 話は変わるが、今日の夕方は山林火災があり、消火活動に行った。 野焼きが原因だ。 春はこのような火事が多い。 過疎の進んだ地域での、高齢者の不注意によるものも少なくないようだ。
- どうしてこんなことになってしまったのだろう?
- 私の同級生達も、地元に残っているのは極くわずか。 多くは都市部に出て、広い実家には70歳前後の親がいるだけ。 何故か? 「地元では仕事が無いから」と言う。 では「何故
仕事をするのか?」と問えば、「アホか、食べていかにゃならんからじゃないか」と答えが返ってくるだろう。 しかし私は知っている。 「食べてゆかねば」と言う彼等が高級車に乗っていることを。 ゴルフを楽しんでいることを。 子どもに塾などの習い事に通わせていることを。 海外旅行に出掛けることを・・・。 その実現のために田舎を捨てるのか? 何か変だ、と感じる私は変人なのだろう。 それでも私は今の状況はかなり危険な状況だと思っている。 だからブレーキをかけるべきだと感じている。 「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」とビートたけしは指摘していたが、群衆心理でブレーキ踏むのを忘れると、大変なことになるんじゃないかなぁ。
|