2005.11.23 アトボシアオゴミムシ FZ30
昨日まで出張していたので、休日の今日は家族でリンゴ狩りに出掛けた。 やはりもぎたてのリンゴは美味しい(ような気がする)。 ついでに近くの牧場まで行き、汗をかくまで娘達と走り回った。 その牧場にあった、水の抜かれたプールには、落ち葉が降り積もっている。 落ち葉を動かすと、ゴミムシやカメムシの仲間が多数隠れていた。 頭と胸が金緑色に輝くこのゴミムシが、特に目を引いた。 図鑑を見ると、アトボシアオゴミムシのようだが、自信はない。 虫好きの娘に「奇麗な虫がいるぞ!」と呼びかけると、娘とともに、周囲にいた子供も寄ってきた。 最近の子供達は「ムシキング」とやらの影響で、昆虫への関心が高まっているという話を聞いたが、そんなもの観なくても、身近な所にいくらでも美しい虫がいる。 大人の“金儲け”のために仕組まれた流行で、外国の甲虫が安価に売られ、そして安易に飼育され、無責任に野に放たれた影響で、国内の生態系が狂い始めているらしい。 また、東南アジアなどでは業者による乱獲が問題視されている。 日本という社会全体の価値観・倫理観が心配だ。 そして、その中に身を置き、葛藤を繰り返す私自身はどうであろうか、と考えてしまう。
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