2005.08.18 モモスズメ IXY600
玄関先の手水鉢の縁に、モモスズメがいいた。 全体像は昨夏掲載したので、今回は顔のアップを載せてみた。 流線型の体つきに相応しく、とてもイイ表情をしている。
イイ表情といえば、今日の甲子園第2試合での地元宇部商選手達。 8回以降は、仕事も手に付かず、テレビにくぎ付けだった。 あの9回表の逆転劇には、鳥肌が立ってしまった。 あの粘り強いプレー、そして地元出身者で構成された選手達。 高校野球の、いや、野球の原点を見るような素晴らしい試合だった。 私は偏屈者なので、財力や名声で寄せ集めて作り上げたようなチームが好きではない。 
衆院選が近づいてきたが、各党、特に自民党が候補者として擁立する人選はどうだろうか。 確かに著名人であれば、ある程度の票が集まるだろうが、それでは議席数確保のための選挙ということになる。 そりゃぁ昔からタレント議員なるものは存在したが、今回の郵政民営化法案をめぐるドタバタの直後に、このような手段を講じる姿勢には、甚だ疑問だ。 というよりも、「国民をなめるな!」という感情すらおこってしまう。  
地元山口県の前回の知事選では、広告代理店に1700万円を払って、ゴレンジャーをパロッた「投票に行くんジャー!」というキャンペーンをしていたが、県民を愚弄するにもほどがある。 どうにも政治と庶民の間の温度差というものを感じてしまう。 
そんな世の中にあって、この度の宇部商の戦いぶりは、とても新鮮で、素直に感動した。 
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