2004.06.28 マツモムシ E5000
公園の池にはミズスマシやガムシなど様々な虫がいたが、中々イイ画像が撮れない。 どうしても静かに浮かび上がってくる虫に限られてしまうのが悔しいが、腕が未熟なので仕方ない。 そこでマツモムシを撮ってみた。 マツモムシもゲンゴロウと同じように、お尻から空気を取り込む。 また後脚が発達して、脚先に向けて長い毛が密生している点も似ている。 これは泳ぐ時にボートのオールのように使うためだ。 さらに肉食(マツモムシは体液を吸う)という点も似通っている。 しかし、ゲンゴロウはカブトムシやコガネムシなどと同じ甲虫(鞘翅目)のグループ、このマツモムシはセミやカメムシなどと同じ半翅目で、進化の過程ではかなり早い時期から別れている。 当然ながらその生態は全く別物ではあるが、いくつかの共通点があるのは、水中という同じ場所で生きることを選んだからなのだろうか。
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