2004.06.10 ゲンジボタル E5000
自宅向いの神社側の小川は、今年は多数のホタルが飛び交っており、少年時代を思いだす。 小川の脇の灯籠にゲンジボタルがいた。 体はボロボロで、翅を閉じることもできないようだ。 間もなくホタルとしてのこの世でのいのちを終えてゆくことだろう。 ところで今日は私の39歳の誕生日だ。 この歳になると誕生日はあまり嬉しくない、という気持ちも無いこともないが、39年間も生かされてきたんだなぁと味わうと、感慨深いものがある。 “死の縁無量”という言葉があるように、私は何時終わってもおかしくない いのち を今、生きている。 それは決して“あたりまえ”のことではなく、他の多くの いのち との関わりの中で支えられてきた“得難い いのち”だと思う。 “いのち毎日新しい!” 一日、一日の積み重ねで39年間、今日もまた“いただきもの”である いのち を過ごさせていただきました。 
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