2004.05.22 ヨツメエダシャク E5000
初夏の風景をいつまでも楽しんでいたかったが、仕事の続きがある。 後ろ髪引かれる思いで車に戻る途中、足下の草むらから1匹の ガ が飛び立って、数歩先の繁みに舞い降りた。 そっと近づいてみると、白地に黒い斑紋という粋な ガ だった。 ヨツメエダシャクという ガ のようだが、“ヨツメ”って? これは眼が四つあるわけではなく、翅の模様が名前の由来らしい。 前翅の中ほどに若干濃い円形の紋があり、画像では分かりにくいが後翅にも同様の紋がある(図鑑を見ると)。 左右合わせて“四ツ目”なんだそうだ。 どうも図鑑の写真、あるいはイラストというのは翅を全部広げた標本状のものが多く、自然な状態、つまり翅を閉じた状態や半開きの生態写真は希なので、同定に苦労することが多い。
 TOPに戻る