2004.05.20 ジョウカイボン E5000
今の時期、我が家の庭でよく出会う虫にジョウカイボンがいる。 ジョウカイボンは甲虫の仲間で、全体に細長くカミキリムシのような体形をしている。 しかし翅は柔らかく、どちらかというとホタルに近い仲間のようだ。 とにかく庭のいたるところ、特にサクラの木周辺に多い。 これまでも散策記には何度も登場し、様々なアングルで掲載しているので、今回は飛翔画像をと試みた。 もちろん一昨日のサラサヤンマの不本意な画像の雪辱戦だ。 とはいうものの、ジョウカイボンの飛翔写真は比較的撮りやすい。 飛び立つのは葉先や枝先が多く、翅を広げる直前にモジモジするので予測をつけやすいのだ。 あとはカメラをシャッター優先モードで多少シャッター速度を速めに設定し(この画像で1/500)、シャッター半押しでピントを合わせておき、「ここだ!」というところでシャッターを押すだけ。 内蔵ストロボで三脚も使わなかったわりには、結構綺麗に撮れたなぁと満足している。 写真家の栗林慧さんも書いておられたが、甲虫って翔ぶ時に脚を目一杯開いて、なんとも愛嬌のある姿だ。
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