2004.03.24 コマルハナバチ E5000
至るところで咲き乱れているホトケノザ。 密生している所では、コマルハナバチが這うようにして次から次へと蜜をなめている。 3歳になった娘達は、ホトケノザの可憐な花をとってチュッと蜜を吸い、「甘〜い!」と喜んでいる。 童心にかえって私も吸ってみると、幼い頃に味わった懐かしい風味が口に広がった。 山野を駆け回った幼少期が蘇り、ホトケノザが笛になることを思い出した。 蜜を吸った後、唇で軽く固定した状態で強めに吹くと、「ピ〜」という甲高い音が鳴る。 その独特の音を耳にした娘達は、好奇心いっぱいの眼差しで私の口元を見ていた。
 TOPに戻る