2004.03.22 アオモンツノカメムシ E5000
畑のヤツデでは、今年もアオモンツノカメムシが活動をしている。 目立つ虫が少ない晩秋から早春にかけても普通に見られる、寒さに強い(と思う)カメムシだ。 こうして例年通りの出会いを“あたりまえ”と感じてしまう私だが、外敵や環境の変化の中で生き抜いてゆくのは実際には“大変なこと”なんだろう。 先日新聞の読者投稿欄で、「今年はメジロ等の野鳥の姿を見かけない、ひょっとすると人間の知らない野鳥の世界では、インフルエンザ等が大流行しているのかもしれない」という投稿を読んだ。 “あたりまえ”であったものが崩れると、とかく不安になってしまう。 この私自身とて、明日の いのち の保証はどこにもない。 生まれてきた以上、死ぬことは“あたりまえ”であり、必ず終らねばならないこの いのち を今ここに生きているという事実は、とても“有り難い”ことであろう・・・と味わいたいものだ。
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