2004.02.28 ミツバチ E5000
陽が射していた午前中、裏庭では白いアセビよりもひと足早く咲くアケボノアセビの花に、ミツバチが数匹集まっていた。 ピンク色の花に、ミツバチの黄色がとても綺麗だ。 黄色とくればイエロー・マジック・オーケストラ!? ということで、以下は強引にYMOの話なので、関心の無い方は読んでも面白くないと思う。
実は先日、友人からYMO関係のDVDを借りたので、仕事の合間や深夜に観てるんだけど、これがもう すっごく懐かしい! 中学3年の時、NHK-FMで放送された「1980 武道館ライブ」をカセット・テープに録って、テープが擦り切れるほど聴いていた。 あれから20年以上経って、その映像を観ることができるなんて・・・。 擦り切れたテープは再生不可能状態だったので、10年以上聴いてなかったから、とにかく懐かしくて感動した。 そして当時の記憶がまざまざと蘇ってきた。 受験勉強なんかほとんどせずに、ゲーセンに通ってギャラクシアンやパックマンに熱中していたこと。 YMOやオフコースの音を耳コピして、家にあったエレクトーンで音を出して、2台のラジカセで“多重録音ごっこ”をしていたこと等々。  そのエレクトーンの音ほどではないが、当時のYMOのライブの音を聴くと、デジタル・シンセに慣れてしまった私の耳には、とても安っぽい音に聞こえる。 だからといって、決してつまらないわけではなく、あの頃のアナログ・シンセ特有の存在感のある音なのだ。 プロフェットにはプロフェットにしか出せない音というのがある。 それは単なる懐古主義ではなく、豪華だけど画一的なデジタル・シンセの音に飽きた若い世代の間では、再びアナログ・シンセ系の音を求める傾向が強く、アナログをシミュレーションしたシンセやソフトが流行っている。 技術者がとことんこだわって造ったものは、いつの時代でも支持されるし、流行にのっていい加減に造ったものは淘汰される。 「イイものもある! だけどワルイものもある!」←ちょっと違うかな?(笑)。
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