2003.08.20 マユタテアカネ E5000
所変わって、仕事の関係で夕方訪れた小郡町の山間部。 幹線道路沿いに車を停めて、旧道跡の繁みを歩いてみると、細い枝先にマユタテアカネがとまっていた。 青空と山を背景にして、中々絵になっている。 撮り終えてもう少し奥に行ってみようと歩みだした時、突然数メートル先の繁みから、数頭の瓜坊(子供)を従えた大きなイノシシが「フゴー!!」という鼻息とともに私の目の前に現れ、反対側の繁みに駆け抜けた。 イノシシ自体は珍しくもなんともないが、これだけの至近距離で遭遇したのは久しぶりだ。 虫撮りをする時の私は、抜き足差し足で極力物音をたてないように静かに歩く。 そのために私の存在を認識するのが遅れたのかどうかは分からないが、とにかく小心者の私は すっかりビビッてしまい、直ちに虫撮りを止めてその場を立ち去った。
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