2003.07.14 ミヤマカラスアゲハ E5000
山間部の道路沿いに、数匹のミヤマカラスアゲハがいた。 側の土手から山水がしみ出している湿った地面に口を伸ばしていた。 一部のチョウはこのように水を吸っては排出して体温を調節するらしい。 つまり暑い日は水冷式で体温を下げているのだそうだ。 撮影しようと近づくと、警戒して飛び去ってしまう。 といっても遠くに逃げるのではなく、近くの樹木の葉にとまって様子を窺っているようだ。 私が姿を隠してしばらくすると、再び舞い降りてきて吸水していた。 慎重にしゃがんで、慎重にカメラを持った右手を伸ばして、ようやく撮れたのがこの画像だ。 こんな時E5000のズーム能力の弱さに不満を抱いてしまう。 もちろん、E5000は広角重視のデジカメで、望遠能力云々の機種でないことは百も承知なのだが、大型で敏感な虫を撮る時だけは、欲が出てしまい、4倍ズームになったE5400がついつい気になってしまう。 大した違いではないが・・・。
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