2003.06.25 クサギカメムシ E5000
セイタカアワダチソウの葉裏にクサギカメムシがいた。 自宅周辺にはイヤというほどいるカメムシで、当散策記へも最多掲載級だと思われる。 ゆえに普段は気に留めることが少ない虫だが、今日はチラリと視界に入った時に、何か引っ掛かるものがあった。 近づいてみると、お尻の先あたりに白い卵が数個産み付けられている。 これまで何百回と出会ってきたクサギカメムシだが、卵を見るのはおそらく初めてだ。 地味な色模様で、人家に入り込んで越冬し、強烈な悪臭を放つ嫌われ者のクサギカメムシだが、透き通るような純白の卵を生む母カメムシの姿は、なんとも美しいではないか。
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