2003.05.12 キイロサナエ E5000
移動途中の川沿いに、大型のサナエトンボがいた。 以前ヤマナサナエと掲載したものによく似ているが、おそらく今日出会ったのはキイロサナエだろう。 色形や大きさが似ている両者を見分けるポイントは、腹の先端の形状の違いが最も有効なのだそうだが、無精者の私は捕まえて調べようとまでは思わない。 なんとか写真で判断できる違いはないかと、手持ちの図鑑を見てみると、胸側面の中程にある黒いスジ(第1側縫線上の黒条)が途中で切れがちな傾向にあるのがキイロサナエだそうだ(『土佐のトンボ』高知新聞社)。 ヤマサナエでは同黒条がはっきりと上まで達しているらしい。 といういうことで、このサナエトンボはキイロサナエだと判断した。
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