2003.05.11 エグリトビケラ E5000
庭先のマユミの葉上に、見慣れない虫がいた。 頭から翅の先まで4cm以上あり、昆虫としてはかなり大型だ。 胸から頭にかけての雰囲気はオオクモヘリカメムシのようだし、翅の雰囲気は一部の ガ を彷彿とさせる。 最初は ガ の仲間かな? と思ったのだが、そのうち図鑑で見たトビケラを思い出し、急いで研究室(単なる仕事部屋ですが(笑))に戻って、図鑑を開いてみた。 大型で褐色、そして波状にえぐられた翅の後端、すぐにエグリトビケラだと分かった。 別に珍しい種でもなんでもないそうだが、そんな身近にいる普通種にこれまで出会えなかったのは不思議だ。 いや、出会っていたのかもしれないが、私の方に認識する眼がなかっただけなのかもしれない。
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