2003.04.17 ナナフシモドキ E5000
キイチゴの葉(何故かこの葉っぱだけ紅葉状態だった)に、ナナフシモドキの幼虫がいた。 成虫になると10cm近くにもなるナナフシモドキだが、こいつはまだ1、2cmで色も白い。 それでも姿形、それから動き方も成虫にそっくりだ。 正直なところ、私はナナフシの類いはあまり得意ではない。 その造形の面白さ、擬態の不思議さには魅かれるのだが、彼等が直接私の肌の上を歩く姿を想像すると、若干の抵抗がある。 別に毒があるわけでもなく、臭いがきついわけでもないが、あの細長い身体、細長い脚などが、私の概念における昆虫像から外れていて、ある種の畏怖心さえ抱いてしまうのだ。 比較的近い形状をしているカマキリ(これも苦手だという人は多いが)の場合は、逆三角形の鋭い顔や、迫力のあるカマ状の前脚などに格好良さを感じるのだが、ナナフシの場合は精彩さに欠けるという、勝手な印象・先入観をもってしまう。  
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