2002.09.02 シンジュサン E5000
これまた美しくも奇抜な姿をしたイモムシだ。 これは図鑑等でも見たことがあるのですぐに分かった。 シンジュサンという巨大な ガ の幼虫だ。 成虫は濃褐色をした羽の先端にヘビの顔のような独特の模様を持つ。 この幼虫はおそらく中令くらいだと思われるが、自然の中にあってはとてもよく目立つ。 白い体(図鑑には「白粉でドウラン化粧している」と記してあった)に黒い点刻、縦に並んだ肉状突起、その突起の先端や足のつけ根などに施された薄青色。 “気味悪い”と“美しい”が同居した、なんとも不思議なイモムシだ。
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